インフルエンザが 蔓延している上に、最近では新型コロナウィルスのニュースが世間を騒がせていますが、赤ちゃんがいるご家庭は気が気ではないと思います。
我が家も気を付けていたのですが、昨年末に私自身がインフルエンザA型に感染してしまいました。
幸いなことに、ちょうと夫が年末休みに突入したところだったので、最低限の家のことはお願いできましたが、我が家の息子くんはまだ生後7ヶ月。
まだ、1日に何度も授乳の必要があるし、夜も添い寝してあげないと寝ないので、濃厚接触は避けられません。
予防接種は受けてましたが、赤ちゃんにうつしてしまったら大変!!
それに、今回私から息子くんへの感染が免れたとしても、夫や中学生の娘にうつればそこから息子くんへの感染リスクがまた高まってしまいます。
何としても、家族にはうつさず私だけで済むよう、出来る限りのことをした結果、無事家族に感染することなく新しい年を迎えることができました。
家族にインフルエンザをうつさないためにしたこと
とにかく思いつく限りのことはしましたので、ひとつずつ振り返ってみたいと思います。
マスクを着用する
インフルエンザは飛沫感染しますので、まずは自分自身常にマスクを着用しました。
しかも、効果が上がるかはわかりませんでしたが、念のためマスクは二重に付けていました。
夜寝る時は息苦しかったですが致し方なし!
ただ、インフルエンザウィルスはとても小さいので、不織布マスクのすき間を簡単にすり抜けてしまうそうです。
ですから、マスクをしているから安心という訳にはいきません。
咳をしたくなったら、家族から離れてするようにしました。
こまめに手洗いをする
私の手にインフルエンザウィルスが付着している状態でドアノブなどに触ることで、家族に接触感染してしまう可能性があるので、何か触る前にはこまめに手洗いをしました。
また、赤ちゃんの手や顔は極力触らない用に気を付けました。
クレベリンを置く
インフルエンザウィルスは飛沫感染ですが、狭い室内などの場合はある程度の期間ウィルスが空気中に漂い、そこから感染する恐れがあるそうです。
なので、テレビCMで最近頻繁に見かける空間除菌をしてくれるクレベリンを部屋に設置しました。
除菌スプレーをする
私が触ったものや、赤ちゃんが口に入れる可能性のあるおもちゃなどには、念のため頻繁に除菌スプレーをしました。
湿度を上げる
インフルエンザウィルスは乾燥している室内では長く生きるので、部屋の湿度を上げる努力をしました。
加湿器があると良いのですが、我が家にはありませんでしたので、洗濯物を室内に干したり、お風呂に入った後はお風呂場の扉を開けっ放しにしたりしました。
こまめに換気する
締め切った部屋の中ではインフルエンザウィルスが長時間空気中を漂うので、こまめに窓を開けて換気をしました。
緑茶を飲む
緑茶に含まれるカテキンの成分が、インフルエンザウィルスの感染を予防してくれるそうです。緑茶を飲むことで喉に付着したウィルスをカテキンが洗い流してくれる効果もあるんだとか。
なので、家族には毎朝緑茶を飲んでもらいました。
ちなみに、紅茶の方が効果が高いそうです。
家族と食事の時間をずらす
ぐったり寝ている時は食欲もなくベッドの上でウィダーインゼリーなどで凌ぎましたが、熱が下がってからも家族と一緒に食卓を囲むのは避けました。
食事中は飛沫感染のリスクが高まりますからね。
家族が食べ終わった後で、食事を摂るようにしました。
インフルエンザは母乳から赤ちゃんへ感染する?
母乳を通じて赤ちゃんにインフルエンザに感染しないかということも心配でしたが、医師に確認したところ母乳からの感染はないとのことでした。
完母でミルクはあげたことがなく、哺乳瓶も持っていなかったので、感染中にも母乳を飲ませて問題ないと聞いて安心しました。
ただ、授乳により母ちゃんに密着しますので、その点は要注意です。
授乳中にインフルエンザの薬を飲んでも大丈夫?
今回、抗インフルエンザウィルス薬として、イナビルが処方されました。
初めてでしたが、必要量を一度吸引するだけなので簡単です。
ただ、授乳中に使用しても問題ないのか心配だったので医師に確認したところ、赤ちゃんがインフルエンザに感染した場合にも処方される薬なので、授乳中のお母さんが飲んでも問題ないとのことでした。
また、イナビルの他に抗生物質や咳止め、整腸剤なども処方されましたが、どれも授乳中に飲んでも問題ないとのことでした。
念のため、薬局で薬剤師さんにも確認しましたが、やはり問題ないとのことで安心しました。
インフルエンザ予防のため赤ちゃんにタミフルが効果的?
医師に授乳中であることを伝えた際に、母乳からは感染しないけれど、授乳により赤ちゃんに濃厚接触することで感染するリスクが高まるので、できれば授乳は控えた方が良いと伝えられました。
でも、完全母乳ならいきなりそれも難しいだろうから、自費になるけど心配なら赤ちゃんに予防としてタミフルを処方することも可能だと言われました。
もし希望するなら、かかりつけの小児科専門医に確認してみてくださいとのことでした。
私は、予防とはいえ、感染していないのにまだ7ヶ月の乳児にタミフルを投与することに抵抗があったため特に処方してもらいませんでしたが、そのような選択肢もあるようです。
まとめ
何年かぶりのインフルエンザでしたが、高熱が二晩続き、関節痛もあってかなり辛かったです。
閉鎖された部屋で隔離されて一日中寝てられればいいですが、乳児を子育て中のお母さんはそういう訳にはいきませんからね。
赤ちゃんに感染したらどうしようと不安でしたが、無事乗り切れて良かったです。
この先しばらくはインフルエンザの流行が続くと思いますので、まだまだ油断は出来ませんね。
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