我が家には、14歳の老犬がいます。
上の子が生まれる1年前に飼い始めたので、上の子とは兄妹のように育って来ました。
そして14歳になった今年、息子くんが生まれました。
ワンコにとっては、2度目の赤ちゃんとの共存です。
赤ちゃんや犬によっても様々なので、犬と赤ちゃんの共存は良いとも悪いとも言えませんが、我が家の体験談をご紹介します。
犬と赤ちゃんの共存を考えている人や、これから共存する予定の人の参考になればと思います。
赤ちゃんと犬の共存で心配したこととその対処法
アレルギー
妊娠がわかり最初に心配したのは、アレルギーでした。
私自身がアレルギー体質で猫アレルギーも持っていたので、生まれてくる赤ちゃんが犬アレルギーだったらどうしようかと心配しました。
結果的に2人とも犬アレルギーはなかったので我が家は結果オーラーでしたが、こればかりは同居してみないとわからないことです。
犬アレルギーのリスクもあることを予め頭の片隅に置いておいた方が良いかと思います。
衛生面や感染症
頻繁にシャンプーをしていても、やっぱり犬は動物です。
お口やお尻などは雑菌だらけでしょうし、たまにカーペットに粗相をすることもあります。
それに、赤ちゃんは免疫力が低いので、感染症なども心配しました。
そこで、犬を撫でたりした後は必ず手洗いをしてから赤ちゃんのお世話をするようにしました。
また、犬の毛が付いた服で赤ちゃんを抱っこしないよう気を付けました。
赤ちゃんがハイハイをするようになったら、これまで以上にこま目に床掃除をする必要があります。
それに、狂犬病の予防接種やフィラリア予防はモチロンですが、混合の予防接種やダニ・ノミ対策も忘れずにしています。
犬が赤ちゃんに危害を加えないか
普段大人しくて優しい犬でも、突然赤ちゃんに襲いかかる可能性がゼロではありません。
そのため、赤ちゃんを床に寝かせる時は、赤ちゃんと犬だけにしないよう注意しました。
また、家事をしている時など赤ちゃんの近くに居られない場合は、ベビーベッドやコンビラックなど、犬の届かない位置に赤ちゃんを寝かせるようにしました。
犬がヤキモチを焼かないか
赤ちゃんが突然やって来たことで、犬がどんな反応を示すかどうかも心配でした。
特に息子くんが生まれた時は14歳の老犬だったので、精神的に弱ってしまわないか不安でした。
そのため、なるべく犬に対しても普段通りに接する様にして、犬の行動範囲も制限しないようにしています。
我が家は共働きなので、出産前は一匹でお留守番していましたが、産後は日中も一緒に家にいられるので、その点は良かったと思っています。
上の子の時も特に問題ありませんでしたが、老犬の現在も特に変わった様子はなく安心しているところです。
赤ちゃんとの共存で大変だったこと
赤ちゃんと犬の共存で 一番大変だったのは、犬の散歩です。
朝の散歩は夫がしてくれましたが、帰りが遅いので夕方の散歩は私が担当していましたが、赤ちゃんを家において散歩に出掛けるわけにもいかず、これには本当に苦労しました。
まだ首が据わらないうちは、スリングや横抱きの抱っこ紐、ベビーカーなどで散歩に出掛けましたが、どれも大変で・・・。
特にウンチを拾うのに苦労しましたね。
首がすわっておんぶが出来る様になってからは、だいぶ楽になりました。
夏は虫除け対策、冬は防寒対策を忘れずに!
赤ちゃんと犬の共存でヒヤッとした失敗談
上の子がハイハイをしだした頃に、2度ヒヤッとしたことがあります。
ふと見ると口をモグモグしていたので慌てて確認すると、犬のドライフードを口の中に入れていたのです。
犬が残してあったエサを食べちゃったのですね。
慌てて口の中から出したのでゴックンはしてませんが、本当に焦りました。
それ以来、残したエサはすぐに片付けるようにしました。
そんなことがあった後、今度は犬の水を飲んでしまったこともありました。
そういうことがないように、犬の水はペットボトルに飲み口を付けて吊るしておくタイプのものだったのですが、その飲み口をストローのようにしてゴクゴク・・・。
見た瞬間血の気がサーっと引きましたが、時すでに遅しでどうすることもでなかったのを覚えています。
幸いその後お腹を壊したりすることはありませんでしたが、ちゃんと見ていなかったことを反省しています。
今となっては笑い話ですが、エサや水、またトイレなどにも日頃から十分気を付けておく必要があります。
まとめ
以上が我が家の赤ちゃんと犬との共存体験談となりますが、参考になりましたでしょうか。
犬と赤ちゃんの共存については否定的な意見も多いかと思いますが、我が家には犬を里親に出すという選択肢はありませんでした。
結果的に良かったのですが、リスクがあることも承知した上で、極力リスクを回避する対策を立てることをおすすめします。
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